執筆に関わった本が上梓されました
こんにちは。
宝塚デンタルオフィスです🦷
以前のブログでも触れましたが、MTAに関する記事を執筆したものが本として発刊されました。
MTAは根管治療の難症例や歯の神経を残す処置に使う生体材料として非常に優れています。
日本では歯の神経を残すための保護剤(覆髄材)として承認されていますが、海外では歯根に空いた穴を封鎖したり、歯根を切除する外科処置に使われたり、あるいは子供さんのまだ歯根が完成していない幼若歯に適応したりと根管治療に関わる様々なシーンで応用されています。
そして、これらの様々な用途に対する多くのエビデンスが海外を中心に報告されています。
MTAが歯科に応用されて20年以上たち、最近は様々なメーカーから多様な用途に応じた製品が沢山販売されています。
しかしながら最新の材料が最良とは限りません。臨床エビデンスに基づき製品を選択する目も我々歯科医師には必要だと感じています。