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根管治療のアプローチConcept of treatment

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01 適切な診査診断適切な診断が最良の治療法を導く

適切な診査診断・適切な診断が最良の治療法を導く
Diagnosis

診査はレントゲン撮影だけでは不十分です。過去に受けた歯科治療の経過を詳しくお聞きし、もし日常生活で歯の痛みを感じているのであれば、どの歯が痛みの原因なのか?同じ痛みがチェアサイドで再現されるか?などを診ます。主に以下のような項目について診査診断を行います

  • 原因歯の特定
  • 感染部位の特定
  • 歯根破折の有無
  • 根管治療で改善可能な痛みかどうかの鑑別
  • 適切な治療法の選択と成功の見込み

根管は歯の神経管であるため、根管の細菌による感染状態や進行度を 診ることで、その後の処置が決まってきます。

02 治療する歯のみを
隔離するラバーダム防湿法感染ルートを徹底的に断ち、
無菌環境での治療

治療する歯のみ隔離したラバーダム感染ルートを徹底的に断ち、無菌環境での治療
Aseptic
根管治療における疾患はすべて細菌感染が原因となっているため、治療する歯のみを隔離し、唾液や薬剤、細菌などの侵入を防ぐ、ラバーダムというゴムのシートでの治療が必須です。アメリカ歯内療法学会のガイドラインでも、歯内療法時のラバーダム装着は必須とされていて、感染ルートを徹底的に断ち、無菌環境で治療することが根管治療を行う上でとても重要です。
ラバーダム防湿を行わない場合
ラバーダム防湿を 行わない場合、治療中常に唾液に汚染される可能性があります。
また、治療器具や術者の手指がお口の粘膜や唾液に触れ汚染されるリスクがあります。
ラバーダム防湿を行わない場合
ラバーダム防湿を行った場合
ラバーダム防湿により、常に術野を綺麗な状態に保てます。
ラバーダム防湿を行った場合

03 根管の構造を立体的に捉える 歯科用コーンビームCTで根管の隅々まで把握する

根管の構造を立体的に捉える歯科用コーンビームCTで根管の隅々まで把握する
Three-dimensional
根管の構造を立体的に捉える歯科用コーンビームCTで根管の隅々まで把握する

根管の構造は一人ひとり少しずつ異なり、複雑です。歯科用コーンビームCTを使用し、根管の内部を3次元的にはっきり把握していきます。根管の形状や数など隅々まで構造を把握することで、勘や経験に頼らず、歯髄の除去が必要な部分が明確に分かり、的確に処置を進めることができます。
(歯科用コーンビームCTは治療上必要と判断された症例のみ撮影を行います。)

04 歯の内部の細菌を取り除く マイクロスコープで精緻な
外科手術を実施

歯の内部の細菌を取り除くマイクロスコープで精緻な外科手術を実施
Remove
歯の内部における疾患は、歯髄の細菌感染が原因のため、その細菌を取り除くことが根管治療の本質です。治療は、まず感染経路を断ち、精密かつ丁寧な処置で細菌の洗浄・消毒を行います。蓋をして細菌侵入を封鎖するという手術になります。
マイクロスコープを使用することにより、歯の中の細部まで観察することができます。治療の精度は肉眼での治療と比べ格段に向上します。
精密根管治療

精密根管治療根管の感染部を取り除く

弾性の高いしなやかなニッケルチタンで出来た針状の器具を使用し、曲がった根管に沿って治療します。
根管内の異物除去

根管内の異物除去残存した異物を取る

根管内に残ってしまった異物(折れたファイルなど)はマイクロスコープで見て除去します。
歯根破折の確認

歯根破折の確認歯の内部から確認する

歯根が割れているかどうかはレントゲンやCTでも判別できないことがあります。マイクロスコープで歯の内部から割れ目がないか精査します。